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花音学園腐男子恋愛日常-前編-

第7章 ~一区切りの結末~

「おっす!」

「おっは~!」

そこへ、総一朗と飛鳥が教室へ入って来る。

「とりあえず、今まで好きなキャラが他の好きなキャラを殺した途端、一気に嫌いになったという」

「あぁ、あるある」

「嫌いになったキャラのグッズとか、即売りに出したわ(笑)」

「自分の好きなキャラを殺した罪は重いよな」

研磨君の言葉に、僕と工藤君と堀川君は同意して頷く。

「おい、なんだありゃあ…?」

「なんで、工藤と堀川まで…?」

横目でチラッと見ると、総一朗と飛鳥も他のクラスメートと同様に、僕達の様子を見て驚いている。

「あっ、そういえば今日新刊の発売日だった…。」

突然、今日は好きな作家さんの中の1人の、BL漫画の新刊の発売日だったのを思い出す。

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