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好きにさせてはいけない

第7章 2つの気持ち




無事、私の誕生日イベントは終了した。




そしてそのまま遼太の家に泊まって...

今日はドライブの約束。








「ねえ、どこ行くの?」




「だから秘密だって。」





この通りどこに行くのかは教えてくれないけど...笑





「じゃあ楽しみにしてるね。」





車を運転する遼太はいつもより男らしい...



やっぱりかっこいいなーなんて思っちゃう(笑)





なんて思っていると




磯の香り...?



「えっ!!!!海??!!」





「そうだよ」





得意げに言う遼太。






嬉しい...



海に行きたいっていうの覚えててくれたんだ...





「ありがとう...!」






「そろそろ着くから、まず飯食おう。」




「うんっ」




嬉しいな...幸せだな...



ご飯も楽しみ。







「着いたよ。」


車をおりて砂浜を歩く。





「そこ、美味しいんだよ。行ってみない?」



「うんっ行く!ありがとう!!」




遼太おすすめの海付近のレストランは
海鮮料理や美味しい飲み物が取り揃えられていた。



「すごいね...!雰囲気もいいし!よくこんなお店知ってるね!!」


「まあな。なんでも好きなの食えよ。今日は全部奢るから。」




「えっ申し訳ないよ...」


遼太はわたしよりバイト入ってないし正直私のほうが稼いでるんじゃ...?



「気にすんなよ!誕生日の日まで割り勘とかないだろ!笑」




ありがとう...






「じゃあ...この海鮮パスタ食べちゃおうかな!」



「あ、それ俺も気になってたやつ。笑」





結局海鮮パスタははんぶんこ。


ピザも頼んではんぶんこ。



料理も飲み物も本当に美味しかった。





「遼太ありがとうっ」





砂浜を歩いてる音がすごく心地いい。





一緒に歩いて、写真もいっぱい撮った。




「遼太のこの顔、ひっどい(笑)」



「そんなことねーよ!!笑」




くだらない会話だけどほんと楽しくて。






気づいたらもう16時。





「そろそろ次の場所行くぞ」




「えっ?!」



なに、まだどこか行くの??






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