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好きにさせてはいけない

第1章 はじまりはあの日






カランカラン〜♩



お店のベルが鳴る。



「はあ〜いっ!あ、ゆうくんっ!来てくれたんだあ〜っ!嬉しいなあ!」


「もちろん、みるくちゃんに会いに来たよ。」




みるくちゃんに会いに来た、そう言った男は、先ほどのまさとさんとは真逆でメイドカフェになんて通っていなさそうなタイプだった。


ピアスをして、ヒゲがちょっと生えてて、ちょっと…かっこいいかも?なんて。笑



店長のみるくさんに会いに来たってことは、結構前からお店に遊びに来てくれてるのかな〜なんて考えていた。



「あれ、新しい子?名前は?」


「あっ…!ゆいな、です。よろしくお願いしますっ!」



「そう、ゆいなちゃんね。結構かわいいじゃん。」



「あっ…ありがとうございますっ//」






そう、この日がはじまりだった。



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