高校生は性欲があり余っている。
第2章 いろはは大学生とする。
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「...いろ、は...?」
待ち合わせ場所で遠慮がちに声をかけられた。
わたしは振り向いてその人に抱きついた。
人間違いだなんて思わない。
大好きな人の声を間違えるわけがない。
ぎゅっと抱きしめると、彼は苦しいぐらいぎゅっと抱きしめてくれた。
「...会いたかった。」
「俺も。」
ここらへんとはイントネーションが違うのがすごく新鮮。
私たちは手を繋いでネットカフェに向かった。
「いろは...」
人気のない道で名前を呼ばれて横をみると、
ちゅっ...
「んぅっ...」
初めてのキス。
わたし今どんな顔してる!?
どうしよう口臭くないかな!?
唇カサカサかな!?
いろんなことを考えてパニクっている私を抱きしめてくれるよしきさん。