嵐しょーせつ。Part2
第13章 ミルクティー
「キャ〜〜相葉センパイだぁ〜〜♡」
「めっちゃかっこよすぎるんですけど!!」
うっさいなぁ〜〜。
クラスの女子が今夢中なのは、相葉センパイ。
一個上だと、校舎が違うから会う機会もない。
でも、たまに上学年でもこっちの1年生が使ってる校舎に授業のため来るときもある。
だから、たまーに来る相葉センパイを見つけると女子は叫びまくり、、、
潤「やっぱ、スゲーな。相葉センパイ笑」
和「朝からうるさいわ。」
こいつは俺の幼馴染の潤。
高校も同じところに入学して、クラスも一緒。
潤「購買行こうぜっ!」
和「おう。」
今日は、、、何食べよーかな。
ここのメロンパン格別に美味しいからそれにしよっかな。
和「メロンパン1つください。」
「メロンパンね〜〜。、、、あら、売り切れだわ。ごめんなさいね、、、」
和「そうですか、、、じゃあその、、、」
俺は別のを頼もうとした時、、、
?「、、、メロンパンどうぞ。」
和「、、、え?」
?「俺、いらないからさ。よかったら、どうぞ。」
、、、この人。相葉センパイ??
和「あっ、ありがとうございます。お金、、、」
俺は財布からお金を取り出そうとすると
?「お金はいいよ笑センパイらしいことさせて笑じゃあね!」
和「あ、相葉センパイ!!」
俺は名前で呼び止めると、、、
相葉センパイは振り向いてくれた。
和「ありがとうございました!」
雅「ふふっ笑いいえ。じゃあね」
センパイはひまわりのような笑みで自分の教室へと戻って行った。
潤「和也?どうしたの?」
和「え?あー、相葉センパイにメロンパン貰ったの。売り切れだったからちょうどよかった」
潤「ふーーん。屋上行こうか笑」
俺は、相葉センパイに感謝しつつ屋上へ向かった。