嵐しょーせつ。Part2
第15章 恋する夏
ハァーハァー。
この部屋遠いわ。
でも、これで俺も終わったんだ。
あの子可愛いから相葉さんは絶対付き合う。
俺の片思いは終わったんだ。
辛い辛い片思いだったな、、、
男同士のもあるし、メンバーだし、叶わない恋だとわかってたけど、、、内心どこかで期待してたかもしれない。
和「、、、ふぇっ、、、うぅ泣」
あれ?なんで俺泣いてんの?
わかってたはずじゃん。叶わない恋だって。
でも、、恋が終わるとこんなに悲しいんだ。
初めて知ったよ。
俺の恋はこんなにも簡単に終わるんだね。
でも、、、でも、、、!?
ガチャッ!
うそ、誰か来た。
バタバタと入ってきた。
すると抱きしめられた。
、、、あれ?この香り。
和「、、、相葉、、しゃん?」
雅「ごめんね。ニノ。」
なんで、、、なんで相葉さんが謝るの?
どういう事で謝ってんの?
雅「、、、悲しませてごめん。
俺が、、俺が好きなのは、、、、」
耳元で、、、
『お前だけなんだ』って、、、
和「、、、え?うそ。」
雅「嘘じゃない。ニノのことが好きなの。」
和「じゃあさっきの告白は?」
雅「んなもん断ったに決まってるじゃん。」
じゃあ本当に俺と同じ気持ちだってことでいいんだよね?
じゃあ俺、我慢しないよ?
和「俺も相葉さんのことが好き!大好き!!」
俺は向きを変え、抱きしめた。
相葉さんも笑って俺のことを優しく抱きしめてくれた。
雅「俺と付き合ってくれる?」
和「うん!もちろん!!」
俺たちはついに結ばれた。