嵐しょーせつ。Part2
第17章 ヒカリ
雅「んーーーー!!やっとできたよー!」
雅紀は退院したけど、仕事はやらないようにとドクターストップがかかっていた。
雅「でも、3ヶ月は暇だね。」
貯金はあるから、生活に困らないから大丈夫だよっと、雅紀は言った。
和「、、、も、う、はなれ、、ないで、、」
雅「ゴメンね?心配かけて。でも、もう離れないから。大丈夫だよ。」
部屋に帰り、、、俺は雅紀を力一杯抱きしめた。
雅「んふふっ笑」
雅紀もそれを応えるように力一杯抱きしめてくれた。
その嬉しさで泣いてしまった。
雅「も〜〜泣かないの!和。」
和「、、ご、、めん、笑」
もう夕方になり、、
雅「あっ!唐揚げ作ってよ!」
和「、、、え?」
雅「あの時食べれなかったからさ!お願いっ!」
そっか、あの事故の日。夜ごはんは唐揚げにしようとしてたね、、、
和「、、ん。わかった笑」
声も少しずつだけど、出るようになった。
まだ苦しい時はスマホだけど、、、
唐揚げを作り、机に並べると
雅紀は嬉しそうにこっちに向かってきて、、、
雅「いただきまーす!」
頬張る姿を見ると帰ってきたって実感が湧いてきた。
雅「ほら、早く食べないと全部食べちゃうよ。」
和「それはダメ!笑」
もう離れないで、、、
あなたのおかげで変わったしヒカリが見えた。
これからも俺にヒカリを与えて、、、
end