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嵐しょーせつ。Part2

第17章 ヒカリ


雅紀が事故を起こして1ヶ月、、、

俺はもう話すことができなくなってしまった。

智「和、パンだよ。」

『ありがと。』

またスマホも手放せなくなって、、、

言いたいことも全部メモに打ち込んでいた。


お店もしばらくお休みさせてくれる。

俺は、もう雅紀なしじゃ生きていけない。
でも、もう記憶がなくなってる可能性だってある。
だけど、、また始めからやり直してもう一度好きになってもらいたい。

、、、、。

雅「、、、」

、、、あれ?雅紀の指が動いた気が、、、

目を覚ました。

覚えてないのかな、、、記憶がなくなってるのかな、、、

でも、少しだけ期待をしてた。

雅「、、、、か、、、ず、、、」


、、、え。記憶がちゃんとある。

雅「か、、、ず、、、笑」

握っていたその手をにぎにぎとして笑ってくれた。

俺はもう泣いてしまった。

でも、今はうまく話せなくて、、、

『よかった、、、目覚ましてくれて本当によかった』

スマホを向けると、、雅紀は目をまん丸にして

雅「、、もしかして、、、話せなくなっちゃったの?」

『うん。ごめん。』

今ならでるかな、、、

和「、、、ま、、、さ、、、き、、、。」

やっぱり難しい。発声ができてるのか、わからないし、、、

雅「苦しかったら喋らなくてもいいから。」

そのあと雅紀は検査した結果、頭を強く打ったけど記憶はちゃんとあることが判明しもう少しだけの入院を命じられた。

翔たちも仕事を終え、すぐに駆けつけてくれた。

雅「翔笑潤も」

翔「ったくよー、心配させやがって。」

潤「でも、目を覚ましてくれたから本当によかった。」

幼馴染が目を覚ましたからもっと嬉しいだろうな

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