嵐しょーせつ。Part2
第19章 ミライ
雅「あっ、そうだ。今度家にセンパイ連れてきてもいい?」
和「え?うん、いいよ。」
なんだろ、飲むのかな?
雅「潤も来て欲しいんだけど、、、」
潤「いつ?」
雅「今度の金曜日の夜かな。」
潤「その日は空いてるよ。わかった行くね笑」
なんだろ、、潤も誘うなんて。
そして、金曜日。
仕事が早く終わった俺は買い物して、家でおつまみとか作っていた。
ガチャッ
雅「どーぞ!、、、かーず。」
和「、、、はーいっ、、、おかえ、、、!?」
、、、翔?
翔「、、、和?」
雅「あれ?知り合い?」
和「え、うん、、、」
翔。翔とは10年ぶりだ。
俺が中2の時に付き合ってた恋人。
雅紀には紹介してなかったから。
和「どうぞ。」
そして、もう1人。
雅「智さん。どうぞ。」
智「お邪魔しまーすっ!!」
2人だったんだ。。。
でも、元彼が同じ空間にいるってなんか居づらい。
雅「、、、ねぇ、どうしたの?」
和「雅紀の前に付き合ってた。浮気して裏切られたっていう。」
雅「え!そうなの?なんか、ゴメンね?」
知らなかったからさ、、、って雅紀が落ち込んだように見えて、、、
和「んん。大丈夫。今はあの人よりもっといいやつがそばにいてくれるもん。」
雅「うん、辛かったら言ってな?」
おつまみを順番に出していき、仕事を終えた潤も遊びに来て、、、5人で飲んでいた。
翔「、、、和、元気だった?」
和「え、あっ、うん。」
久しぶりに交わした会話。
和「、、翔は?」
翔「うん、まぁまぁ?」
雅紀は潤にきちんと話したみたいで、、、キレそうだったみたい笑
雅「かーずー。おいで?」
雅紀のセンパイがいるにも関わらず、俺は翔に裏切られたし今はこんなに幸せなんだよって伝えたくて、その“おいで”に甘えた。
俺は雅紀の胸に顔を埋め、抱きしめた。
雅「ふふっ笑かーわーいーい。」
潤「ったく笑お前らは笑」
智「え!?どういうこと??」
雅「あっ、俺の幼馴染兼“恋人”です。」
智「へ〜〜そうなんだ笑」
翔の顔を見るともちろんビックリしていた。
元彼が後輩と付き合ってるって知ったら、、ビックリするわな。
翔「、、、そーなんだ、、、」
ざまぁみろっていう気持ちが出た笑