嵐しょーせつ。Part2
第20章 真実
翔「雅紀〜〜起きろ〜〜」
ん、、、。
もうちょっと、、、
…バンっ!!
潤「雅にぃっ!!起きろっ!!」
雅「はい!」
もぉ〜〜怖いわ。
年下のくせに、、、、
智「ふふっ笑おはよ。」
雅「ん〜〜おはよぉ、、、」
翔「ハハッ笑俺で起きておけばいいのに、、こりねーやつ。」
いつも翔にぃに起こしてもらってるんだけど、、、起きないでいると潤が怒りながら起こしてくるんだ。
雅「顔洗ってくる」
この家で兄弟4人で住んでいる。
お父さんは、海外を飛び回っていて年に帰ってくることがあまりない。
お母さんは、俺が12歳の時病気で亡くなった。
潤「あっ!もうこんな時間っ!行ってきまーすっ!!」
潤は、料理学校に通ってる。
将来、料理人になりたいんだって。
夢があるって本当に素晴らしい。
翔「お前も時間大丈夫か?」
雅「え?あっ、ヤバイっ!智にぃ!食パンだけもらってくね!」
俺は、デザイナーとして活動していた。
お父さんもデザイナーで世界を飛び回っているし、俺はその背中を見て憧れを抱いて日々頑張っている。
雅「行ってきまーすっ!」
にぃたちに挨拶して慌ただしく出かけた。
「いいじゃ〜〜ん。このデザインでいこうか。」
雅「はいっ!ありがとうございます!」
嵐山2世として俺の実力を認めてもらっている。
なんか嬉しいな。でも、ここで気抜いていたらいけないし、いつなんかの原因で仕事がなくなる可能性だってある。
雅「じゃ、帰ります。お疲れ様でしたっ!」
「お〜〜お疲れ様〜〜。」
ふぅー、今日も1日頑張ったな。