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嵐しょーせつ。Part2

第20章 真実


雅「ただいま〜。」

翔「おかえり。疲れたでしょ。」

雅「ん、まぁね。」

智「ご飯出来上がるまでおふろ入っておいで。」

雅「うん。」

俺はおふろに入り、くつろいでいると、、、

ガチャ

潤「ただいま。」

雅「おかえり〜〜。」

あれ?潤が元気ない。どうしたんだろ?

潤「智にぃ、礼服あるかな?」

智「うん、おいらのやつなら。」

翔「どうしたの??」

誰か亡くなったのかな?

潤「あのね、和の両親が事故に遭って亡くなったんだ。」

和って、、、潤の友達の?

そーいえばよく仲良くしていてお世話になっていたと聞いていたな。

潤も突然のことでもう魂が抜けちゃったんだね。


そして、次の日に葬儀に出かけて行った。

俺らも一応行った方がいいのかなと思ってそれぞれ仕事を休み、葬式に参列した。

潤「和、、、」

和「、、、潤。来てくれてありがとう。」

潤「んん。お前も辛かったな。」

和ってこの子のことかな?

雅「こんにちは。潤の兄の雅紀です。」

和「あっ、どうも。両親のためにありがとうございます。」

翔「潤の兄の翔です。こっちが智です。」

智「潤がいつもお世話になってるね。ありがとう。」

和「いえ、いつも仲良くさせていただいています。」

それからは、潤だけ残し、俺らは家に帰って行った。

夜になり、潤が帰ってきた。

潤「ねぇ、、、話があるんだけどさ。」

雅「ん?何?」

話なんて珍しいな。

潤「和ね、一人っ子なの。それで、親戚もいなくて、、、、」

翔「うん。」

潤「和と一緒にここで過ごせないかな?」

、、、え?

突然のことでビックリしている。

でも、潤は優しいやつだ。困ってるやつがいれば全力を尽くして助けたり守ったり。

雅「うん、いいんじゃない?」

智「そーだね。いいよ。」

翔「連れておいで笑潤。」

潤「ありがとう!にぃ!!」

本当に笑顔が素敵な弟だ。

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