嵐しょーせつ。Part2
第21章 アイシテル
ゲーム機を弁償し、その時発売のゲームソフトを買った。
これ、確かCMの時欲しいな、って言ってたから。
多分忙しくて買いに行けてないだろ。
でも、買ったけど会う機会がなく、電話もメールも無視された。
それから3日後、、、
俺は意を決して、ニノの家に向かった。
チャイム鳴らすと出てくれないし、メールも見てくれてない。
合鍵持ってるから合鍵で入った。
雅「、、、ニノー、、、?」
暗くてまだ帰ってないのかなって思ったけど、靴あるし、、、
そのままリビングへ行くと、、、
ソファーで寝ているニノがいた。
雅「、、、ニノ。そこで寝てたら風邪引くよ、、?」
体を揺らして起こした。
でも、起きなくてそのままそーっと抱っこし寝室へ向かい寝かせた。
俺はただ、ニノが起きるまでずーっとニノを眺め続けた。
それからしばらくすると、、、
和「、、、んぅ、、、」
あっ、起きた。
和「、、、あれ?なんでお前がここにいるの?」
雅「あっごめん。合鍵で入っちゃった。あと、これ。」
ニノは起き出し俺が持ってた紙袋を受け取ってくれた。
不審に思われながら恐る恐る中身を見ていた。
和「、、、え。」
雅「ゲーム機、、、ゴメンね?」
和「別に、、よかったのに、、、」
もう古かったから仕方ないと思ってたって、、、
雅「ゲームのこと本当にごめん。」
和「、、、はぁ、、、あんなことで本気で怒るわけないでしょ?」
そして、ニノはもう1つの包み紙を見つけ中身を確かめた。
和「これ、、、俺が欲しかったやつだ。」
雅「うん、これのお詫びっていうか。欲しいって言ってたの思い出してさ。。。本当に本当に悪いことした。」
和「んん、これ。ありがとう笑」
ニノが笑ってくれた。