嵐しょーせつ。Part2
第27章 愛
「おい!立てよ!!」
雅「、、ごめん、、なさい、、」
「はぁ?聞こえねーな。」
もう、、、やめてよ、、、
雅紀を虐めないでよ、、、
なんだよ、頼まれたものが間違って買ってきただけなのにさ。
雅紀も謝ってるし、、、、
おれは、父さんに逆らうのが怖かった。
雅紀も助けを求めていたのに、、、ごめんな、、、
「潤〜?ごめんな〜。こいつが間違って買ってきちゃったんだ。」
潤「え〜。なんだよぉ。」
「潤も文句言うならこいつにいいなよ?」
潤「はーい笑」
なんだよ、実の息子には優しいのかよ、、、
俺と雅紀は双子。俺は双子の弟。
実は父さんとは血の繋がってない親子。
俺らの父さんは、まだ2歳の頃不慮の事故で亡くなった。
そして、俺らが3歳の時、再婚し子供が生まれた。
俺らと潤は腹違いの兄弟。
でも、雅紀に対して暴力ふるい始めたのは俺らが小学3年生の時だった。
それから毎日のように雅紀を虐めて、苦しめてきた。
母さんが帰ってきたらそれはなかったことにして雅紀はいつも以上に母さんに甘えていた。
夜のお仕事してる母さんは、その時間だけ父さんと潤と一緒に過ごしていた。
「なんで、言うことが聞けねんだ。あん?」
雅「ごめんなさい、、、」
「ごめんなさいで許されるなら警察いらねーよ!」
バコンっ、、、!!!
あー!もう我慢の限界!!
和「父さん!!」