テキストサイズ

嵐しょーせつ。Part2

第31章 想い



ニューヨークに来て、4年。

俺は弟子入りして、パティシエとしてケーキを作ったりプロデュースしたりと大変だったけど楽しく仕事していた。


そして、今日は嬉しいことがある。


ある日1通の手紙が届いた。
そこには、、、

『和へ

元気にしてますか?

俺は、やっとニューヨークに行ける。

デザイナーとして認められるようになって、、、

和の元へやっと行けるよ。

待ってて。すぐ行くから。

P.S.12月24日の夜7時 グランドセントラル駅。

雅紀より』

この手紙が来て2週間。


今日は、仕事休みを貰って、夜7時に間に合うように待ち合わせ場所へと向かった。


和「、、、、あっ、雅紀!!」

雅「ふふっ笑かーず!」

俺は雅紀の元へと走った。

雅「わぁ!!」

そのまま突撃して勢いよく雅紀を抱きしめた。

和「やっと来てくれたよ。遅いよ。」

雅「ゴメンね。一人前になるまでは和に逢えないって自分で決めてたから。でも遅すぎたね。ゴメン。」

和「バカッ!でも、逢いたかったよ。雅紀ー、、、」

雅「俺も。」

あっ、雪降ってきた。

和「、、誕生日おめでとう。」

雅「ふふっ笑ありがとう笑」

今日は、雅紀の誕生日。
まぁ、飛行機の関係上たまたま重なっただけ。

でも、、、ホワイトクリスマスだ。

雅「アメリカだから、手を繋ぎながら歩ける笑恋人として初めてのデートだね笑」

和「うん、そーだね。」

やっぱり雅紀は俺の隣にいないとね。

しっくりこない。

幼馴染として嬉しいし、恋人としても本当に嬉しい。

これからもずーーーっとそばにいてね?

end

ストーリーメニュー

TOPTOPへ