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嵐しょーせつ。Part2

第37章 偽りの兄弟


バンっ!!

和「おい!起きろー!!雅紀ー!!」

朝から大声で俺のことを起こしにきた和也。

雅「ん、、、まだ、ねりゅ、、、」

和「もう学校の時間!また怒られるの本当に勘弁!!」

和也と同じ大学、学部学科に通ってる。

雅「じゃ、さっき行ってて、、、俺あとからいく、、、、」

遅刻してでも行こう。

でも、和也はそれを許すはずもなく、、、

和「いい加減に起きないと、、、翔にぃに起こしてもらうよ!?」

雅「え!?それだけはいやーー!」

翔にぃは、俺らの一個上の兄。
起こし方が怖いっていうか、、、本気で起こしてくるから嫌だった。

和「もう、早く起きれば呼ばないよ。」

雅「起きる!起きるから!!」

俺は早く身支度して前の晩に用意してあった教科書たちをカバンに詰め込み、和也と共に学校へと向かった。

朝ごはんは和也が作ってくれたおにぎり。

いつもいつも寝坊する俺におにぎりを握ってくれる優しい双子の弟。
俺が朝ごはんたべれないときは和也も食べずいつも一緒におにぎり食べていた。

雅「ん!今日は梅干しだ!」

和「ふふっ笑笑唯一食べれる梅干しだもんね笑笑」

俺は梅干しが嫌いだけど、この梅干しだけは食べれる。

和「今日さ、またテストだよ、、、」

雅「うん、、、できっかな、、、」

和「まぁ、2人とも頑張ったから大丈夫だよ。」

電車に揺られ、最寄りの駅まで向かった。

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