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嵐しょーせつ。Part2

第44章 距離


和「あっ、、、相葉くん、、、」

雅「先生、、、もうちょっと、、、」


誰もいない屋上で2人で愛し合っていた。

俺は、先生に恋してた。


一方的な想いで2年間過ごしてたけど、高3の夏。

大学が無事決まり、報告すると同時に先生に告白した。

先生も同じ気持ちだということ知って、俺たちは付き合い始めた。

雅「あーあ、先生とここでもう過ごせなくなっちゃうな〜」

和「何よそれ笑笑」

こんな時間も楽しくて、毎日屋上で会っていた。


でも、ある日突然、、、

和「俺たち別れよ?」

雅「え、なんで??」

和「ごめん。」

先生から別れを告げられた。
俺は何が何だかわからなくて、、、

翔「、、、大丈夫か?」

潤「雅紀、、、」

幼馴染の翔と潤が俺を慰めてくれた。

雅「なんで、、、先生ー、、泣」

先生はいつも通り俺とは生徒として接してくれて、
卒業を迎えた。


翔「新しい恋始めようぜ。」

潤「俺らが協力してやっから。」

大学も3人同じところ行くからそれだけで少しは心細くはない。

先生はこの春から違う高校に転勤。
これを機に連絡先も変わっていて、先生とは音信不通になってしまった。


もう、先生は俺と会ってくれないんだ。

一度顔を合わせてありがとうって言いたかった。

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