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嵐しょーせつ。Part2

第48章 Beautiful Day


雅「少し安静しなさいって先生が。」

和「そっか、、、」

なんか悔しい。

涙が、、、

ギュッ

和「、、ま、さき?」

雅「泣きな?俺受け止めてやるから。思いっきり泣きなよ。」

和「、、、グスッ泣」

そんな優しくされちゃ、我慢してた涙が、、、

俺は雅紀の腰に手を回し思いっきり泣いた。


そんな俺に雅紀は優しく頭を撫でてくれた。

和「ごめん、、、」

雅「何で和が謝んの?俺の方が謝らなきゃいけないのに、、、」

和「何も悪いことしてないじゃん。」

雅「和の足気づいてやれなかったこと本当に悔しい。いつもそばにいるのに、気づかなかった俺にバカって言ってやりたい。」

和「そんな、、、」

言わなかったの俺なんだし、、、

雅「ごめんな?苦しい思いしてたのに、、、」

さらにギュッと締め付けて来た。


それから少しして、試合は勝ったという知らせが来た。


雅「やったね笑笑和が頑張ったおかげだよ。」

和「そんな、、、雅紀の方こそ。」

お互い褒め合うことが出来るのって俺たちしかいないよね。

雅「あと、さっきは叩いちゃってごめんね?」

和「んん、いいよ。俺が悪かったんだし、当たり前だよ。」

もう帰っていいってことで

雅「ん、乗りな。」

雅紀はしゃがんで俺に背を向けた。

和「え、いいよ。」

重いし、、、歩く。

雅「ダメ!けが人はおとなしく言葉に甘えなさい!」

母さんみたいなこと言うなよ。


早く早くって言われ、俺はしぶしぶ雅紀の背中に乗った。

雅「軽っ!笑笑ちゃんと食べてる?」

和「うん、、、お前の方こそ食べてる?」

俺は雅紀よりチビだし体重もそこそこ。
でも、雅紀は背が高いのに多分俺と同じ体重だ。

雅「うん笑笑食べてるよ?」

おかわりもするぐらいって言ってるけど、、、
雅紀って本当面白い、、

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