嵐しょーせつ。Part2
第49章 大丈夫
ふぅー荷造りはこんなもんかな、、、
足りなければ向こうで買えばいいし、、、
飯でも買ってくるか、、、
あー、最後にもう一度だけ相葉くんと話したかったな、、、
ラインでもしてみようか、、、
『今ヒマ?』
するとすぐ既読がついた。
『うん、今家に帰って来たところ』
『どうした?』
『いや、、、最後に相葉くんの声聞きたいから電話してもいい?』
『うん、いいけど、、、』
すぐに電話機能にし、電話した。
雅《どうしたんだよ笑笑ニノからって珍しい。》
和《まぁ、お前は次の仕事で最後に挨拶できなかったなって。》
雅《最後って、笑笑たった1ヶ月間のことじゃん笑笑》
なんか相葉くんの声聞いてたら泣きそうになった。
でも、それを堪えて
和《じゃ、もう気が済んだし切るね》
雅《ふふっ笑笑なんだよそれ笑笑》
最後にじゃあねって言って切った。
コンビニで弁当を買い、、ブラブラしていたら
、、あっ、久々にあそこ行こうかな。
ジュニアの頃から何かあるといつも行く公園。
ここは、相葉くんと俺の2人しか知らない公園。
よくお互い何かあるとここに来て話して気分転換する。
俺はいつものベンチに座り、ボーッとしていた。
はぁー、、、やっていけるかな、、、
嵐を一旦離れて俳優業できんのかな、、、
不安でいっぱいだった。
下を向いて地面ばっか見て、、ため息ついた瞬間頬に温かいものがあたった。