
嵐しょーせつ。Part2
第53章 きずな
『第67回紅白歌合戦!スタートですっ!』
今日は1年の最後。大晦日。
俺は、重要な役目を任されている。
「それでは、出場される歌手の皆さんの入場です。」
続々と歌手の皆さんが入場してきて、、、
最後にメンバーが俺に手を振ってくれたことがとても嬉しかった。
並びの位置も俺の後ろ。
多分、5人で嵐だから同じ位置でうつるよーにしてくれてるんだね。
そして、本番は失敗もしながら順調に進むことが出来、いよいよ自分たちの出番。
衣装に着替えてるとき、メンバーがステージ裏にやってきたときはもう泣きそうになった。
潤「相葉くん!お疲れ様っー!」
雅「ありがとう笑笑」
智「相葉ちゃんの司会よかったよー。感動したー。」
和「相葉くんにしては、よかったよ笑笑不安だったから。」
雅「ふふっ笑笑翔ちゃんみたいな司会出来てた?」
翔「出来てるよ!ってか俺よりすげーよ!あの音楽番組よりこっちの方がプレッシャーだろ?」
メンバーと話していると本当安心できる。
なんかな、、、やっぱりメンバーがいないと何も出来ねんだな。
楽しい時も苦しい時も全部一緒に乗り越えてきた5人だからこそ嵐なんだもん。
もう感情が高ぶってきた。
歌を歌っていると、改めて5人で嵐ってことを感じて、俺はもう涙が出てきてしまった。
歌唱中でも、ニノと目が合えば笑われた。
5人で並んで歌っているとリーダーも気づいて、よく頑張ったと言わんばかりに肩を優しく包んでくれた。もうそれだけでもっと泣きそうだった。
