テキストサイズ

嵐しょーせつ。Part2

第7章 家族


翔「クソガキが!!!」

バンっ!!

雅「、、、ヒック泣」

和「雅紀大丈夫大丈夫。」


体の弱い雅紀はいつも体調崩しては病院行き、
両親も雅紀に付きっきりだった。


でも、そんなある日。

和「雅紀!雅紀!!」

雅「、、、うぅ、、、かじゅ、、なり、、」

雅紀が高熱出して、俺も一緒に病院に行く時だった

その日は稀に見る大雨で前も後ろも見えなかった。

そんな時だった、、、、

「わあ!!」

車がスリップした。

俺たちは母さんに守られて助かったけど、、、

母さんは頭から血を流し父さんは即死だった。


あまり可愛がれてなかったのか智にぃも翔にぃも俺と雅紀に対して暴言や暴力を振るい始めた。

母さんもしばらくして、、帰らぬ人に。。。

俺らがまだ13歳の時だった、、、


潤「和にぃ、、、雅にぃ、、、大丈夫??」

末っ子の潤は、、、智にぃたちと違って俺たちを心配してくれて味方になってくれた。

小学生だった潤は、両親がいなくなって辛いと思ってるはず、、、

でも、、、

潤「父さんたちは凄いよ。だって、雅にぃも和にぃも助かったんだ。守ってくれた。だから俺は誇りに思ってる笑」

ニカッと笑う潤に思わず笑みが溢れる。

それからは雅紀に何かあると潤も一緒に助けてくれた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ