嵐しょーせつ。Part2
第59章 離さない
俺は抱きしめながら和也の耳元で、、
雅「和也、、」
和「ん?」
雅「待ってて?絶対お前の隣に戻るから。」
和「、、、うん!待ってる。俺、待ってるからー、、、」
もう答えはただ1つ。
「え!?なんで!?」
雅「俺と別れてほしいんだ。離婚しよ。」
「ひろきもまだ小学生だよ?」
雅「ひろきのことはお前に任せる。店も家も捨てる。」
「私は嫌だ!」
雅「ごめん、、、元々好きでお前と結婚したんじゃない。家のため。もう、俺のことは放っておいてくれ。」
俺は離婚届を差し出し、荷物をまとめ家を飛び出した。
雅「父さん。母さん。さよなら。」
離婚したついでに家ともきる。
俺は和也の隣で生きていたいんだ。
「勝手なことは許されんぞ。ななさんとひろきはどうするんだ。」
雅「ななに任せた。もう俺を自由にさせてくれよ。」
「お前っ、、、」
雅「ごめん、、、」
親父ごめん、、、和也と一緒に生きたい。
俺はすぐ和也に連絡した。
『はい。』
『和也。俺だけど。』
『うん、どーなった?』
『うん、ちゃんと別れたよ。』
ガバっ!
和「よかった、、、泣」
雅「和也?」
和「お前のことだから心配で、、、」
雅「ふふっ笑笑和也、、、」
俺は和也と向き合い、、、
雅「俺と付き合ってください。」
和「はい!泣」
もう一度きつく抱きしめた。
もう離れないよ。
和也大好き。
end