嵐しょーせつ。Part2
第59章 離さない
和「、、雅紀っ、、んぅ、、、」
俺は壁に和也を押し付けてその柔らかい唇に自分の唇を合わせた。
和「ちょっ、、、なんだよ、、、」
雅「我慢できなかった。俺、やっぱりお前とやり直したい、、、」
和「はぁ??」
何も言わせない。
ただ、また俺に夢中になってほしい。
和「、、、ん、、、まさき、、、」
途切れ途切れに出てくる俺の名前、、、
雅「、、、お願い、、、もう、、辛い、、、」
和「ちょっ雅紀、泣くなよ。」
え、、、あっ俺泣いてたんだ、、、
和「お前の話俺聞いてたんだよ?」
雅「え??」
和「翔たちから聞いてた。雅紀に辛い思いをさせてたんだって。」
和也、、、
するとすごく小声で、、、
和「、、、俺だってやり直したいよぉ、、でも、お前には家庭があるから、、邪魔しちゃ悪いって思ってた。」
雅「うん、、、」
和「でも、、、俺雅紀のこと諦められなかった。この12年間彼女いた時期もあったけど、、、ちゃんと本心で笑えてなかった。俺が笑っていられる場所は、幼馴染、、雅紀の隣なんだよ、、、」
雅「、、、和也?」
和「もし、願いが叶うならもう一度お前とやり直したい。連れ戻したい。」
和也が涙を浮かべて俺を抱きしめた。
和也も俺と同じ気持ちだったんだ、、、、
ごめんね、、、俺のせいで辛い思いさせて、、、