
嵐しょーせつ。Part2
第60章 大っ嫌いだけど大好き
雅said
グスッ泣
なんであのことを、、、年下にも知られてたか、、、
翔「、、、雅紀。」
雅「翔にぃ、、、」
翔「気にするな。和也くんも悪いって思ってるよ。」
雅「うん、、、」
翔「でもさ、お前が隠し通してきたものを言われて嫌だったんだよな、、、」
雅「うん、、」
翔「俺たちがもっと早く知ってればよかったんだな。ごめんな?」
雅「んん、翔にぃは悪くないよ。俺、人見知りだから、、、暗いって言われてるだけだから。」
翔「そうか、、、」
気にすることないよな、、、たかが後輩にからかわれただけで、、、
それからすぐに家族となった俺と和也くん。
相変わらず関係は、悪いまま。
今日、弁当箱を届けに行っただけで、、、
雅「はい。」
和「、、、ん。」
ありがとうって言えねーのかよ!お前は!!
はぁー、、、あんな弟本当に嫌だな、、、
「あっいたいた。雅紀くん!」
雅「はい、なんですか?」
保健の先生に呼ばれた。なんだろ?
「和也くんのお兄さんでよかったかな?」
雅「はい。どうしましたか?」
「和也くん、熱で倒れちゃったのよ。でも、家に帰ろうともしないから、今保健室で寝かせてるわ。」
熱!?
なんだよ。言えよ。
俺はすぐさま向かうとベットで寝ている和也くん。
「雅紀くん。家に連れて帰ってくれないかな。雅紀くんも早退扱いにするわ。」
雅「はい。連れて帰ります。」
俺は3限目で早退扱いになり、、、
雅「和也くん、、、和也くん!和也くん!!」
肩を優しく揺さぶり起こし、、、
和「、、、んだよ、」
雅「スッゴイ熱、、、帰るよ。」
和「、、、いい。」
雅「なんで?帰って寝たほうがいいよ。」
和「、、、、いいから。」
雅「言うこと聞きなさい!!俺も早退扱いになったから。」
ブーブー言ってる和也くんを無視して、抱え込んで、、、
雅「さよなら。先生笑笑」
「ありがとうね。よろしくね?」
