嵐しょーせつ。Part2
第10章 信頼
雅「翔ちゃんっ!翔ちゃんっ!!」
翔「わぁ!!何だよ笑」
和「翔ちゃんが困ってるでしょうよ。」
潤「ふふっ笑」
智「相葉ちゃんは相変わらずだ笑」
今日も5人の仕事。
5人は仲良くていつもこうやって、じゃれていたりしている。
でも、俺は昔、こんなんじゃなかった。
俺は、後輩を信頼できてなかったんだ、、、
この5人はもう区別なんてしてないけど、、、、
一応俺は相葉くん、ニノ、松潤のセンパイ。
最初から仲良くできなかった。
さかのぼること、、、17年前。
俺らは“嵐”でCDデビューした。
俺は、、、
「ユー、、お願いできるか?」
翔「わかりました。やります。」
1999年ワールドカップバレーボールのイメージキャラクターとして、嵐っていうグループを組むという話だった。
俺は最初、嵐を一時的なものだと思って、メンバー入りを引き受けた。
メンバーはまだ、俺と二宮と松本だけだって伝えられた。
そして、、、
「ユー、レコーディングスタジオ向かってくれ。」
社長に言われ、向かうと、、、
智「あれ?翔くん?」
今や伝説となったジュニア大野智。
歌やダンスが上手いと噂の。。。
すでに顔見知りだった俺は
翔「智くん!どうしているの?」
智「ん〜〜社長に行けって言われて来たんだけど、、、よくわからない。」
智くんもわかってなかったみたい。
2人で過ごしていると、、、
ガチャッ、、、
和「、、、あれ?櫻井くん。」
まだ、俺のこと櫻井くんと呼んでいたニノと
潤「えっ!?なんで、大野くんいるんですかっ!?」
後輩で唯一仲の良かった松潤。
「おぉー、みんな集まったか?」
4人は何もわからないままレコーディングスタジオに向かったから何するかもわからない。
俺ら何するの?