
嵐しょーせつ。Part2
第93章 しずく
和「、、、もういい。帰る。」
雅「ちょっと待ってよ!ニノ!」
俺たちはある出来事で喧嘩してしまった。
バタンっ!
勢いよくドアを閉められ、帰ってしまったニノ。
雅「、、グスッ泣」
俺は涙が止まらなかった。
俺とニノは、お互い中学生のとき事務所に入った同期。それからデビューまでの3年間、ニノと共に走り続けてきた。俺にとっては仲間であり、良きライバル。
お互い同じグループでデビューすることになって、嬉しかった。
小さいケンカっていうか、その場でケンカしてその場で仲直りすることが多かったけど、、、今回は、、、、
潤「、、そんなことがあったのか、、、」
雅「うん、、、」
潤「ったく、、どうしたんだよ。いつも通りその場で解決して仲直りすればよかったのに。」
雅「そうしようと思ったんだけどさ、ニノ何も聞かず帰っちゃったんだもん。」
潤「多分、ニノは相当怒ってんだろうな。」
やっぱそうだよね、、、
松潤もジュニアの頃からいつも一緒に活動していた良きライバル。
3人は仲良しトリオとして色んな雑誌に載せてもらっていたほど。
今日は、松潤と雑誌の取材。
潤「とりあえず仕事やろう。そのあと付き合ってやるから。」
雅「うん、ありがとう。」
松潤、、ほんとありがとう。
