
嵐しょーせつ。Part2
第95章 アメフルコイフル
「これ配り終えるまで帰ってくんな!!!」
今日俺はバイト先で失敗をし、その罰としてチラシを配り終えるまで帰れない。
(こんな、雨の日にやるかね、普通。)
大学生だった俺は、親元を離れ東京で一人暮らし。
千葉にいる両親に仕送り送ってきてもらうけど、いつまでも親に頼ってばかりいたらダメだなと思い、バイトをしている。
雅「どうぞ〜〜。飲み放題です〜〜」
チラシは何十枚とあり、、1人じゃとても無理。
もうくじけそうになった時
?「まーた、失敗したのか?」
雅「、、潤、、、」
潤「ったくよ、、、俺も手伝うから。」
幼馴染の潤。
潤も大学生で東京で一人暮らししている。
バイトも同じところで働いてるから、、いつも俺が失敗すると何かと助けてくれる優しいやつ。
潤「ふぅ〜〜なんとか配り終えたね^_^」
雅「うん、、ありがとう、、」
潤「いいって^_^そんな落ち込むなよ?雅紀」
雅「うん、、、」
潤とともにバイト先へ戻ると、店長が、、
「配り終えたのか?」
雅「はい。」
「1人で?」
雅「、、、はい、、」
「あの量をか?」
まさかの質問責め。
しばらく黙っていると
「あの量は、1人でも無理だろうって思ってたんだよ。潤も手伝ったのか?」
潤「はい、、」
「そっか、、雅紀も潤もお疲れ様^_^ほら、仕事に戻れ^_^」
雅「すみませんでした!!」
店長は、いつもの笑顔に戻り許してくれた。
潤「ほら、雅紀。用意すんぞ^_^」
雅「うん^_^」
