
嵐しょーせつ。Part2
第96章 トモダチ
和「、、、」
雅「あっここ怪我してるね、智?絆創膏ある?」
智は、何でも持ってるから聞いてみた。
智「あっ、うん^_^」
智から受け取り、二宮くんの肘に絆創膏貼った。
雅「ただの擦り傷だから。しばらくして治るよ^_^」
俺は二宮くんを立たせようとして立ち上がる時、、
雅「わぁ!」
和「、、怖かった、、、」
雅「え?二宮くん?」
二宮くんは俺の胸で震えあげながらポツリと話した。
和「助けてくれて、ありがと、、、俺怖くて何も出来なかったから、、、」
こんな弱音を吐くんだ。二宮くん。
雅「んん、いいよ^_^当たり前のことしたんだから。二宮くんももう大丈夫?」
和「うん、、、」
雅「ほら、立てる?」
俺は立ち上がり、二宮くん手を差し伸べた。
雅「ほら二宮くん、、んん、和也!」
和「、、ありがと^_^」
二宮くんが笑った。
笑えるんじゃん。
和「あと、名前で呼んでくれてありがと。中学の時下の名前で呼ばれたことないし、家族にしか言われないから嬉しかった。」
雅「嫌じゃなかった?」
和「んん、俺もお前のこと下の名前で呼んでいい?」
雅「うん^_^いいよ!」
改めて二宮くん、いや和也と握手を交わした。
友達になってくれた。
