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嵐しょーせつ。Part2

第104章 21年のキズナ


雅「、、っはよ!!」

今日も変わらず明るくて元気な声の相葉くん。
朝っぱらからなんで、そんな元気なのか、、、

和「んふふっ^_^おはよう^_^」

雅「ニノちゃん!聞いて聞いて!!」

週に一、二回しか会わないからか、よく相葉くんと近況を伝えるのも俺たちの決まりみたいなものだ。

今日は、昨日のロケの出来事。
動物と戯れるのはいいけど、どうしても相葉くんには懐いてくれないっていう話。

雅「もぉ、どうしたらいいのかなぁ、、」

和「そんなの大丈夫だよ。相葉くんなら大丈夫。」

雅「ん、、そう、、そうだよね笑笑大丈夫だよね^_^」

15年ぐらいやってる番組で、初回からレギュラーを務める相葉くん。動物を番組で触れ合ってる中、相葉くんは懐いてくれないキャラをやらなきゃいけないから、頑張って懐かれないようにしてるらしいんだけど、本人は動物と仲良くしたいみたい。

和「相葉くん、コーヒー飲む?」

雅「うん!」

俺は、コーヒーを淹れに立ち上がり

和「みんなも飲む?」

他の3人にも一応聞いてみると、反応があった。
俺は5人分のコーヒーを淹れてる時に、、、

バチッ!!

(、、、え?)

いきなり辺りは真っ暗。

停電だ。

雅「、、え、、いや、、、、怖ぃ、、、誰、、か、、」

和「相葉くん大丈夫大丈夫」

雅「、、、ニノ?その声はニノちゃん?」

和「おう。大丈夫だよ。落ち着いて?」

雅「あっこの手、、ニノちゃんだぁ、、泣」

俺は衣装のポケットに入れてあったスマホを取り出し、スマホに入っている懐中電灯をつけた。

和「これなら大丈夫だろ?ほら、ここにみんないるから。安心して?」

俺は相葉くんを安心させるため、メンバー一人一人に光を当てていった。

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