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嵐しょーせつ。Part2

第106章 生きる道



潤「母ちゃん!!」

「、、離しなさい。」

潤「やだーー!僕も行くの!」

「はぁ、、もうお母さんはあなたと暮らせないの。ごめんね?潤も強くたくましく生きていきなさい。」

母ちゃんは俺が6歳の時、居なくなった。
両親が離婚、俺は父に引き取られたが、、、

「ごめんな?潤、、、、」

父ちゃんは、俺が高1の時この世から去った。

それからは父方の祖父母に預けられ高校卒業、大学進学まで面倒見てもらっている。

潤「はぁ、、、」

今月も、厳しいなぁ、、、

俺は、少しでも祖父母の負担を減らすためにバイトして生活していた。

主にコンビニのバイトだけど、日給で色んなところに行ってバイトしている。

?「、、な〜にしてんのっ!!」

潤「わぁ!」

後ろから突然抱きしめてきたやつ。

潤「雅紀、離せよ。」

雅「え〜、、、せっかく飯でも奢ってやろうかと思ったのになぁ?」

潤「え!?マジ!?」

雅「お財布が大変そうな気がしたからさ^_^行こうよ^_^」


雅紀は、高校からの同級生。そして、いつまでも俺のこと見てくれてる。
何も言わずただ俺が財布持っていただけで今月のピンチをわかってくれる。

雅「、、あっ!せっかくだから、和たちも呼ぼうよ^_^ね?」

潤「うん^_^」

雅紀はいつも笑顔で明るい。怒ってるところなんて見たことない。それで俺はいつも救われているんだ。

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