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嵐しょーせつ。Part2

第106章 生きる道


智「今日は何の日か覚えてる?」

、、、え?

俺は改めて壁に掛けてあるカレンダーを見た。

今日は、、、、8月30日、、、

潤「、、あっ、、俺の誕生日だ、、、」

翔「ったく、忘れてたの?」

潤「もう、最近忙しくて忘れてた、、、」

雅「まぁ、おばさんのこともあったしね。」

高校からずっと誕生日は雅紀たちと一緒に過ごしてきた。今年も一緒にいてくれるんだ。

潤「、、じゃ、バイトは、、俺のため?」

和「当たり前じゃん。この日はシフト入れてないっつーの!^_^」

雅「大切な人の誕生日だもん。1番そばにいてあげたい。」

智「それによ。潤の好きなチョコケーキ買ってきたぞ?^_^」

潤「んだよ、、笑笑、、最高じゃん。」

涙なんておさまってたけどまた、流れはじめた。
今度は嬉し泣き。もうこいつらが最高すぎて。

俺は立ち上がり、、、

潤「ご飯でも作るね^_^」

キッチンへと向かったら、見たことのない紙袋。
中身を見ると、、、キャップが入っていた。
それと一緒に入ってた手紙。

『お誕生日おめでとう。大切に使ってくれたら嬉しいです。母より。』

、、母さん、、、

雅「、、、どーした?」

俺がまた涙を流していたのが不思議だったのか4人は近づいてきた。

潤「ったく、、、ちゃんと面と向かって渡せよ、、笑笑」

母さんはいつまでも俺の母さんなんだ。
世界でたった1人の母さん。

このキャップは大切にかぶろう。
数少ない母さんからのプレゼントだから。

ありがとう、、、

end

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