
嵐しょーせつ。Part2
第107章 安心感
「相葉雅紀さんが入りまーす!」
今日からドラマの撮影。
初めての主演で凄く緊張していた。
その理由の1つが極度の人見知り。
この仕事に向いてないと思うほどだった。
しかも、大先輩の俳優さんばかり。同じくらいの人たちは居なくて不安が多くなっていた。
話しかけるのも苦手だから、先輩たちに話しかけられるまで待つことしかできない。
「相葉くん、明日急遽雑誌の取材が入った。大丈夫?」
雅「はい^_^わかりました^_^」
マネージャーにも最初は緊張してあまり頼らなかったが、それは本当に時間が解決してくれた。
「二宮くん、松本くんも一緒だから。頑張りましょう。」
雅「本当ですか?笑笑頑張ります^_^」
メンバーに会うのは本当に久しぶりだ。
最近は5人とも忙しくなってきて、収録する日にちも限られている。
だから、2週間ぶりに会うのが本当に嬉しい。
ドラマの撮影は深夜まで行われ、終わったのが朝の5時。
それから家に帰り、シャワーをして軽く身支度。
寝たかったけど、雑誌の取材が入ってるから急いで家を出てマネージャーの車に乗り込んだ。
「相葉くん、寝てない?」
雅「はい、寝る時間がなかったです。」
「時間が少しあるから寝てなさい。着いたら起こすから。」
雅「そうします。」
「二宮くんも一緒に拾っていくので、」
ニノも来るのか、、、
だったら後ろに座って迷惑かけないように端っこで寝よう。
