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嵐しょーせつ。Part2

第108章 遠距離


お互い大爆笑していると、不思議に思った3人が家からひょこっと顔を出した。


翔「おいおい、どーしたんだよ笑」

和「いや、まーくんが昔崖の上で遊んでた時風に煽られてそのまま海におこっちゃった時あったじゃん?」

潤「あーあったね笑笑」

和「それ思い出してた!」

雅「え!?ちょっとー!」

和「あとプールにバク宙で飛び込もうとしてやったらプールサイドに思いっきり頭を打ってそのまま落ちたこともあったし笑笑」

和は、3人にビックリさせないように心配させないように明るく振舞ってくれていた。

雅「そういう和だって、泳げるようになったのかよ!」

和「えーっと、、それはー、、、」

雅「まさか島の子なのに、未だ泳げないとか?」

和「もう!いいだろ!その話!心配して損した!!」

智「ふふっ笑笑」

和「なに、笑ってんだよ。」

智「なんか懐かしいなぁって。」

雅「え?」

智「このやり取りも変わってないから嬉しいよ。」

潤「お前らいつもそんなケンカばっかするし、気づいた時にはもう仲直りしてるし。」

翔「仲のいい証拠だよ。」

改めてこの島に帰ってきて本当によかった。

帰る場所があるなんて幸せだよ。

雅「俺にとってのみんなは何でも笑いあえる家族みたいなものだよ。」

和「なんだよ、、それ、、」

雅「まぁ、それは俺だけしか思ってないだろうけど、、」

和「、、嬉しすぎる。」

雅「え?」

翔「俺も。嬉しいよ。」

潤「家族が帰ってきたと同じ気持ち。嬉しいよ^_^」

雅「、、、ありがとう^_^」

幼馴染って、ただガキの頃から一緒にいたからじゃなくて、家族同然の仲だからこうやって一緒に居られるんだと思う。

和「、、フフッ^_^」

雅「、、ハハッ笑笑」

翔「ふふっ笑笑」

智「んふふっ^_^」

潤「ハハッ^_^」

ほら、笑うタイミングも一緒。

こうやって笑える場所はここしかない

ありがと。
こんな俺を見放さず、隣でずっと笑って居てくれて。

end

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