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嵐しょーせつ。Part2

第108章 遠距離


雅「それで、、少しでも落ち着ける場所に行きたくて、、、」

和「それで、俺たちの元に戻ってきてくれたの?」

雅「うん、、、だって、、ここが一番落ち着くもん、、、」

和「ふふっ、、^_^」

雅「、、でもね?」

和「ん?」

雅「正直不安だったの。俺が帰るだなんて自由だけどこの島のみんな迎え入れてくれるのかなって。和たちの元へ戻っても俺の居場所あるのかなとか、、」

和「ふふっ」

雅「でも、俺を優しく迎え入れてくれてありがと。」

和「んん、、、俺らも嬉しかったし。」

雅「え?」

和「お前がいないこの10年間。そこそこ楽しかったけど、俺らの心の底にはいつもお前の存在があった。やっぱり、まーくんが居ないと俺たちじゃないんだって、、、」

雅「、、、」

和「居場所なんてあるに決まってんだろ。お前が戻って来られるように。戻ってきてくれて嬉しいよ。やっと、、、やっと俺たちらしく居られるって。」

和は、俺を強く抱きしめて笑い声が聞こえた。

和「お前も大きくなったなぁ。ガキの頃なんて、おれとあまり身長変わらなかったのに、いつの前に、、」

雅「俺、大きくなったでしょう!」

和「わぁ、ウゼー。」

俺はそんな和の存在が嬉しかった。

雅「ふふっ笑」

和「ぷっ笑笑」

俺が笑い始めると和も笑った。

和「お前は笑って居た方がいいよ。」

雅「え?」

和「まーくんは、笑顔が似合う男の子なんだから。」

雅「、、うん、、ありがと!」


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