テキストサイズ

嵐しょーせつ。Part2

第109章 弱いもの強いもの


潤「また、あいつ警察に捕まったらしいぞ。」

雅「、、、そうなんだ、、」

翔「ったく、雅紀大丈夫かよ。」

雅「ん?何が?」

翔「お前、あいつと幼馴染だから心配してろくに寝てないだろ。」

雅「ん〜、、」

智「このままだと何を聞いても返って来ないな。」

昨日、幼馴染の和がまた悪さをして警察に連行されたという話。

(はぁ、、ったく何やってんだよ。)

こんなことになったのは1年前。

俺はその時頭のいい和を追いかけて入った学校で一生懸命勉強励んでいたころ、、
和は学校に来なくなってしまった。

最初は体調悪いのかなって思ったんだけど、家に行ってみるといないし、おばさんに聞いても帰って来ないってことしか言わない。

何もない日々はちゃんと寝れるんだけど、こうやって和が何かをして連行されたりする話を聞くと、心配になって眠れなくなることが多いんだ。

翔「まぁ、和もそのうち頭冷やして帰ってくるだろ。な?」

雅「うん、、、そうだといいけど、、、」

この3人もそんな俺を見て見放さず心配してくれる。


潤「じゃあな。また明日。」

同じ塾に通っている潤と一緒に途中まで帰っていた。
別れて、俺は暗い路地を歩いていると、、、

「、、おい、、、」

後ろから声がして振り返ると怖そうな人たちが目の前に立っていた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ