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嵐しょーせつ。Part2

第109章 弱いもの強いもの


俺は怖くなり、固まっていると

「なぁにいちゃん、金貸してくんね?」

雅「、、え、、あ、、」

なに、この人。
怖いんだけど、、、、

雅「いや、、あの、、、」

「まさか持ってないってことはないよな?」

雅「、、、、」

どうしよ、、、逃げたいけど、逃げたらあとから追いかけてきそうだし、、、

ここはもう言うことを聞いて、お金をあげて逃げるしかないと思った俺は、カバンから財布を取り出そうとしたら、、、

?「、、そいつはやめとけ。」

「はぁ?いいじゃねーか。和也も金がないって困ってたじゃないか。」

和「確かに言ったけど、そいつから金を取り上げることはないって。」

「んだよ、こいつのこと知ってんのか?」

和「まぁ、知ってるもなにもただの近所のやつだよ。」

ただの近所のやつ、、か、、、

和「それに喧嘩なんてしたらまた連行されるしよ、こいつ弱いから、お前絶対勝てるし。」

「、、、ちっ、、金持ってそうだったのによ。」

和「まぁまぁ、行くぞ。」

和は仲間を連れて消えていった。


はぁ〜、、怖かった、、、
しかも、和を久しぶりに見てビックリするほど風貌が変わっていた。
でも、外見が変わっていても中身は変わってない。
思いやる優しいやつのままなんだ。

ピロリン、、、

ケータイにメールの受信された。

『お前も早く帰ろよ。そこ変なやついっぱいいるから。』

、、、和、、。

ほら、優しいやつなんだよ。
俺を心配してくれているところ。


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