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あたし、男の子になっちゃった!

第2章 電車で…

「はぁ~はぁ~」


耳元でチカン男の息遣いが聞こえてきた。


やだよ~~!
気持ち悪いっ……!!


あたしは身を竦めた。


腰辺りになにか固いものが当たる。
きっとチカン男のアレだろう……


やばいよ、このままじゃ……

バレちゃう!!



チカン男は電車の揺れに合わせて手をずらしていき、ついにあたしの股間に到達した。


「えっ…」


チカン男の手がビクッとなった。

そしてスッと手を引っ込めた。


かと思ったら……


「もしかして君、男の娘?」


ボソッとあたしの耳元で囁き、

再びあたしの股間に手を伸ばし、あたしのアレを触ってきた。


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