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花音学園完結物語

第1章 ~プロローグ~

彼は、朝陽照明(あさひてるあき)君。

「だよね」

こっちの彼は、天星光輝(てんほしこうき)君。

僕と好文君が付き合ってるように、照明君と光輝君も付き合っているんだ。

それから、2人から去年の途中までは親しみを込めて、あだ名呼びとタメ口だったんだけど、やっぱり先輩呼びと敬語の方がしっくりくるらしくそっちに戻った。

「去年の大阪府中央大会では、3位だったけど今年は全国大会に出場したいなぁ…。」

去年の大阪府中央大会で、僕達は3位という結果を残した。

「兄ちゃん達は、2位だったなー」

好文君の兄・好章(よしあき)君が通う、ダリア高校の水泳部は2位という結果を残している。

「1位で全国大会の出場を決めたのって、ドコの高校だったっけ?」

「エメラルド高校だよ
水泳の強豪校の」

照明君の質問に答える光輝君。

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