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「夏海先輩、どうしたんですか？」

「昨日は、超大食いなうえにいつも身長の事で、好文先輩に怒ってるのに」

僕と珊瑚君は、先輩達に事情を聞くが、３人は首を横に振る。

「俺にもわかんねえよ」

「俺もさっぱり」

「僕もだよ
夏海先輩、体調不良なのかな」

その後、朝飯を食べ終わって各部屋に戻り、休憩してから夏海先輩と好文先輩の部屋へ向かう。

◇射手座島・射手座旅館の前◇

筋トレ終了後、昨日と同じく５分休憩してから、外に出てランニングをした。

「ふぅ、疲れたぁ…。」

「僕も～…。」

昨日と同じで、僕と光輝先輩は疲れて座り込む。

「琥珀、大丈夫かー？」

「光輝も、今から部屋に戻るんだから頑張れよ」

珊瑚君と照明先輩は、それぞれ僕と光輝先輩の両脇を抱え、立ち上がらせてくれた。

「部屋に戻って各自休憩、昼飯を食べて水泳の用意を持って、ココに集合ね」

「「「「「はい」」」」」

このまま、何事もなければと不意に思った。