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第1章 私とハル君



「ハルー、晩ご飯できたから、璃子を呼んできて。」


母親に声をかけられて、俺はソファーから腰を上げる。


璃子ににて天然な母親は、璃子が俺に引っ付こうと注意しない。


仲の良い兄妹だと思って、微笑ましく見ているようだ。


止めろよって思うけど、そういう感覚の薄い人なのだ。


俺らがガキの頃から、平気で俺らの目の前で父親とキスしていたのだから。

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