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「あはは！あんた友達作るの下手そうだもんねー」


お姉さんはケラケラ笑いだした。


「友達なんかいらないもーん。俺は俺の好きな人だけ周りにいれば幸せだしー」


そう言って南月はコテンと頭をお姉さんの肩に預ける。


お姉さんは一瞬まんざらでもなさそうな表情をして、それからまたクールな顔に戻る。


「ほんと自己中だよねー。こいつと付き合うの大変でしょ？」


お姉さんは笑いながら俺に話を振ってきた。


「まぁ大変っすねー…。お姉さんも大変なんじゃないですか？」


「まあねー。でも可愛いからさ」


お姉さんがニッコリ笑った。