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第3章 番外編*店長




「ほら、立てるか?帰るぞ」


「かえりたくなーい」


「バカ言うな。アフターあんのか?」


「きょうはないよー」


酔って駄々をこねる南月をたしなめて帰る準備をさせる。


「悪いな、陽介。頼むな」


「えっ?」


後ろからやってきた内勤さんが、意地悪く笑って目配せをする。


「…えっ、俺が面倒みるんすか!?この酔っ払いの!?」


「頼むよ、南月はお前じゃないと扱えないし」


「え~…」


仕方なく俺は南月を家まで送ることにした。


「ほら、行くぞ!」

 

 

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