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第3章 番外編*店長




「…うーん、なんでだろー?最近あんまり眠れなかったからかなー」


南月がウトウトしながら言う。


「今日は寝れそー…」


枕に突っ伏していた顔をこっちに向けて、南月はフニャッと無防備に笑う。


「…あっそ」


俺はソファに横になった。


遮光カーテンを閉め切り、部屋は暗い。だけど窓の外では一日が始まったばかり。


ありふれた日常の音を聞きながら、やがて睡魔がやってくる。


 

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