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性欲課に転属させられた

第1章 配属された

7月1日午前9時半、僕は、生活第4課のドアの前に立った。
そこは、本社の地下3階。灯りをつけなければ真っ暗という場所の、さらに奥にその課はあった。

《あ…。こんな隅っこで僕はどうなるんだろ?少ししたらクビになるかも…》

僕は絶望した暗い心持ちで、ドアをコン、コン、とノックした。

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