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エッチのきっかけ

第1章 大1夏、中学生の従妹から

涼しい風が吹き抜ける室内の段通(厚手の手編みじゅうたん。ふかふか弾力十分)の上で、上半身裸トランクス1枚であぐらをかいていたら、突然背後から声がした。

「たっくん~~」

聞き慣れた声だ。従妹のツムギだな。


ちなみに、僕とツムギはいとこ同士だが、ツムギとはあまり仲良くなかった。ツムギは、いつも僕を少し離れたところから見ていた。
だからあまり話したことがなく、ツムギが僕の名前を呼んだのもたぶん初めてだったのではなかろうか?

僕は上半身裸トランクス1枚というあられもない格好だったが、ツムギがかなり年下、コドモだと思っていたので、慌てもせずに振り返った。
「ツムギちゃんー。ナニか用事ー?」

振り返った先に、従妹の今年中2になるツムギが、何ともエロい姿でたたずんでいた。

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