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禁断の秘めゴトは×××味

第1章 必然的な出会い

(はぁ…ここから長いんだよね~
…狭いのと、この人との距離を何とかできないかな;)

私は先ほど肩を掴まれた男性に、
ぴったりと寄り添うように身を寄せていた

いやでもこれは仕方ないのだ
ドアが開き雪崩のように襲ってきた人の波に流され押され続け、
リアは男性を申し訳なく端に追いやるように押され流され、
結果-…今のような体勢になってしまった

今のリアの体勢は男性に背中を預け、まるで私から寄りかかっているような構図である

密着し過ぎて恥ずかしいので、今すぐにでも離れたい気持ちで
いっぱいなのだが、この窮屈な面積の狭い車内の中では
どうしようもなかった

リアは少しでも男性と離れようと、身じろぎをする
だがとても空けれるほどのスペースはなさそうだ

(んん~…;でも、…もう少し隙間がほしいなぁ(汗)

私がもう一回身じろぎをすると、もぞもぞと前で動くリアが
気になるのか、男性が少し後ろに下がった

リアがそのわずかに空いた隙間に喜んだその時、
電車がゴトンッと大きく揺れた
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