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禁断の秘めゴトは×××味

第1章 必然的な出会い

「ん~…よしっ今日もかんぺきっ!」
最後の鏡チェックをし、満足そうに微笑む。

【広野 璃亜(ひろの りあ)】
キラキラの高校1年生!

まだ新品の制服が馴染んでいないし、
下し立てのローファーは、まだまだ革が固い。
自慢のサラサラな黒髪ロングをなびかせて、
リアはご機嫌で家を出た。

リアの通っている公立高校は、
自宅から5つも駅を過ぎたところにある。

電車を降りたら今度はバスに乗り換えて、
また揺られて少しすると、やっと高校が見えてくる。

学校付近で停まるバスを降りると、ちょうど向こうから
歩いてくる友達が見えた。

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