
4人の狼と同居生活
第1章 第1章
そして男の子達はおばあちゃんに案内されて各部屋に入っていった。
だからおばあちゃん一昨日から部屋を綺麗にしとけって言ってたのか…、納得。
荷物も運び終わったみたいで、私達は一旦居間に集まることになった。
一つのテーブルを5人で囲むが、緊張してアタシは固まってしまう。
女子高に通っているアタシにとって男の子とこんな至近距離にいるのは久しぶりで……。
心臓持たないよ…。
「じゃあまず…紹介してもらおうかな?」
とおばあちゃんが言うと、一番最初に黒髪のイケメンが
「西条要だ。よろしく」
なんてコイツは……。礼儀も何ないじゃない!!
