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第1章 SO~小人×一般人~進撃の小人編~
圧迫感はまだあるにも関わらず、苦しさは少しずつ薄れる。
智「んぁ、ぁ」
翔にも分かるのか、その腰の動きを少しずつ早めた。
翔「智くん...」
智「...っは、ぁ」
額に滲んだ冷や汗は、じんわりと熱い汗に変わる。
智「んぅっ、ぁ」
俺の中にある不思議な感覚。
そこに翔の熱が触れると、俺の身体は思わず跳ねそうになる。
翔「...ここ?」
智「え...、っあ」
跳ねるのを抑えても俺の手には力が篭もり、翔を思いきり掴んでいたようだ。
智「く、しょ、翔くん...っ」
翔はいたずらっ子のような笑みを一瞬浮かべた。
かと思ったら、俺の手に力が篭る場所を執拗に擦る。
智「んぁ、は」
疼く何かがあるんだ。
前を擦られたのとはまた違う何かが。
智「んぅっ、ぁ、だ、駄目だよ」
混乱した俺は、頭をぷるぷると振って翔に伝える。
翔「大丈夫、怖くないから...」
智「こっ、怖いとかじゃ...っ、ぅ」
頭を振るわりに、俺の背はしなって。
智「は、はぁっ」
混乱した瞳は勝手に熱く潤んで、唇すら震える。
翔「...だからその顔、やばいんだって」
何がどうやばいのか。
こっちの混乱の方が遥かにやばいんだが。
翔「ぁ...、そんな顔見せられちゃ、耐えられないでしょ...」
ぐぐっと膨らんだ翔のせいで、俺の身体は悲鳴をあげそうだ。
翔「っく...、刺激、増やしていい...?」
智「は...」
切羽詰まった翔の声が、俺の耳元で低く響く。
智「あ、ぁっ」
その声にすら震えそうだったのに、翔は更に俺の震えを誘う。
智「しょ...」
トロトロと滑りが溢れていた俺の熱に、翔が触れた。
翔「甘い声、もっと聞かせて...」
ゾクッとするような声を俺の耳に聞かせ、翔は俺を煽る。
滑りの溢れた先端を弄りながら、荒い息を吐いてるんだ。
智「ん、く...、はぁ...っ」
更には俺を揺さぶり、熱い汗を滴らせる。
俺の混乱を益々煽った翔は、俺から甘い声を引き出した。