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想うこと。

第5章 第4章


ていうか、そんなに近くで喋られると
海東君の息が耳にかかる…。


「佳苗さん、俺が手伝ってあげますので
安心してください」


あげます、って何よ!

まぁ、ありがたいけど!


「なんか、いつも一言余計なんだけど」


「佳苗さんにだけ、特別です」


私の肩から腕を離して、やっと離れられた。


お、珍しく何事もなく解放された。


じゃあ作業を開始しようかな、と思った時、
リビングのドアが開いた。


「来たよ〜〜〜!!!」


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