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想うこと。

第5章 第4章


「はい、直樹君あーん」


「いやいや、自分で食べられますので」


ここでも、海東君とお姉さまたちとのいちゃつきが始まる。

こういう時こそ、あのブラック海東君出せばいいのに。


なんだかんだ言って、本当は嫌じゃないんじゃないの?

私より、唯さんたちの方が綺麗だし。


「手が止まってるぞ。
もう腹膨れたのか?」


謙也さんに言われて、はっと気がついた。


「いえ…まだ全然食べられます」


「まぁ、肉用にあんまり食べないのもありだけどな」



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